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四事の瓦版

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池の知恵がいる。

知恵があるのか、秀吉は、凄い技術があったのだろう。
「醍醐寺三宝院庭園の池」は、短期間で作ったのは、才能だろう。

「桃山期の名園で国の特別史跡・特別名勝の京都市伏見区、醍醐寺三宝院庭園の池で、護岸石を支える部分が土を層状に突き固める工法で造成されていたことが、市埋蔵文化財研究所の発掘調査で13日、分かった。護岸石の下は根石を据えるのが一般的なのに対し、珍しいという。同庭園は豊臣秀吉が基本設計したことで知られており、専門家は「短期間で造成できる特徴がある。一夜城など工事の名人だった秀吉の工夫があるのでは」と注目している。

 三宝院の池(南北最長35メートル、東西同60メートル)の護岸は2001年から修復工事を行っており、冬季に水を抜いて発掘調査している。

 市埋文研によると、三宝院の池では、護岸石を据える際、小さな石を混ぜた粘土質の土を突き固めた「版築」によって主に支えられていた。それらが池の水に浸食されないよう、表面に小ぶりの石を積み重ねていた。

 市埋文研の吉崎伸調査課長は「版築は建物を建てる時に地盤を固めるのに使われ、庭園にはあまり見られない」という。

 三宝院庭園修理検討委員会メンバーの尼崎博正・京都造形芸術大教授(造園学)によると、護岸石の下に根石を据える工法では、石組みの専門家がほぼ全工程で作業に当たる必要がある。三宝院の工法の場合は▽人海戦術をとれる土を突き固める単純作業と、表面の石組みの専門作業の分業が可能▽護岸石を据える高さも土の部分を加えたり削ることで微調整が容易-で、短期間での工事が可能という。

 三宝院庭園は、1598(慶長3)年2月20日に秀吉が縄張りをした後、4月7日に着工、5月13日までの1カ月あまりで築造された。尼崎教授は、短期間で造成できる工法が採られていた背景について、「翌年に後陽成天皇の行幸を予定しており、それに間に合わせようとしたのではないか」としている。」

指示している秀吉がいるのだろう。
工法は、家を建てるのと、同じ工法をするのは、秀吉の思考なのだろうか。
誰かいたののではないか。
知恵者が。
池の知恵がいる。_c0094071_17553820.jpg

by 2nnn2 | 2007-05-14 17:56

暇な時の言葉


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