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四事の瓦版

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解からない

毎日の余禄、詠んでみると、面白い。 

「阪急電鉄創業者、小林一三が半年に及ぶ世界漫遊を終えて帰国したのは1936(昭和11)年。同じ年、その見聞をもとに「次に来るもの」を執筆、刊行する。ちょうど70年前のことだ
世界恐慌を経て世界は亀裂を深めていた。ソ連の挑戦とナチスの登場。国内では貧富の格差、都市と地方の格差が広がり、政党の没落と軍部の台頭が進んだ。「国民をして悲惨なる犠牲を払わしむることなしに、幸福なる新しい社会」をどう築くか。それが著者最大のテーマだった
ニューヨーク滞在中、小林は自分が米国大統領だったらと夢想し、「私は世界のためにこの国のバランス・シートを一夜のうちに塗り変えてみせる」と大見えを切る。一身に集中した富を還流せず、自由な貿易も阻むことで債務国を苦境に追い込む大国の矛盾を言い当てて見事である
住宅開発、宝塚歌劇、世界初のターミナル百貨店など、鉄道を核にした多角経営の先駆モデルをつくりあげた小林はこの時63歳。欧州に足を延ばし、時代の息吹を深々と吸って帰国するや電話、鉄道、専売事業の民営化など、自由主義的富国策を次々打ち上げる。だが、戦時統制経済に阻まれ、実現することはなかった
欧米の映画やオペラに話題が及ぶと筆は一段と熱を帯び、多才な経営者像、輪郭の大きな人間像がくっきり浮かび上がる。硬と軟、理と情が交錯したこの本は長く「幻の名著」のままだったが、阪急百貨店70周年記念事業として99年に再刊行された
「阪急阪神」の経営統合で大阪・梅田の再開発や百貨店の提携に注目が集まっている。それも大事だろう。が、祖国の危機に際して小林が発した構想を読み返せば、また違った視野が開けてくるのではないか。骨太の経営を期待したい。」


阪急も、変わるものだ。
阪急阪神と何ができるのだろうか?
意味の無い支援のような事、しても、無駄に借金が増え、
阪神か、宝塚か、売ることになるのではないか。

私鉄が統合して、何かあるのだろうか?
共食いするだけではないかと思う。
by 2nnn2 | 2006-10-02 06:24 | 暇つぶし批判

暇な時の言葉


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