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四事の瓦版

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何か、違う。県で、こうも

何か、違うが、そうだろろう。


「女の子だから? 大学進学も…

「うちは女の子だから無理して大学に行かせなくてもいいと思ってるんだよね」「娘が地元の短大に進むなら、車と成人式の着物を買ってあげるー」 お盆で帰省し、久しぶりに会った親戚のことば。「大学全入時代」とも言われるようになりしばらくたちますが、「男だから」「女だから」の差、今も根強くあるのでしょうか。データからひもときます。(ネットワーク報道部)

独自試算 平成30年春 都道府県別進学率

今回、分析したのは、8月2日に公表されたばかりの「平成30年度学校基本調査」(速報値)。文部科学省が毎年公表しているもので、全国の学校数や生徒数、卒業後の進路などがわかるデータです。このデータを基に、この春の4年制大学への進学率を都道府県別に試算してみました。
独自試算 平成30年春 都道府県別進学率

女子の2人に1人が4大学進学も…

全国の大学進学率は、男女合わせて53.3%。女子だけを見ても50.1%で、ほぼ2人に1人は4年制大学に進学していることになります。しかし、都道府県別にデータをさらにみてみると、男女間に大きな格差が見えてきました。
女子の2人に1人が4大学進学も…

進学率に格差くっきり!? 東京73% 鹿児島34%

女子の大学進学率が最も高いのは東京都で73.1%。全国平均より20ポイント以上高くなっています。

次いで京都府が63.1%、兵庫県54.7%、奈良県53.9%、広島県53.3%、山梨県53%、大阪府51.8%、神奈川県51.6%などとなっています。

しかし、驚いたことに、女子の大学進学率が全国平均(50.14%)を上回っているのはこの8都府県のみなのです。「進学率50%以上」にハードルを下げても、愛知県を加えてわずか9の都府県にとどまりました。

一方、男子は、22の都道府県で進学率が50%を超えています。

また、女子の進学率が最も低いのは、鹿児島県で34.1%。合わせて16の道と県で女子の進学率は30%台にとどまっています。男子の進学率が30%台なのは岩手県と沖縄県だけでした。

「女の子だから大学に行かなくても」という親戚の発言に、「今どきそんなこと言うなんて。実力があって本人が望むなら、チャレンジさせてあげたい」と感じた記者。しかしデータを見ると「女の子だから4年制大学までは…」の意識、今も多くの地域で根強くありそうです。

女子の進学率下位県の担当者は

女子の進学率下位県の担当者は
「どうして女子の大学進学率が低いと思いますか?」各県の教育委員会の担当者に聞いてみました。

NHKの試算では女子の大学進学率が全国で最も低い鹿児島県の鹿児島県教育委員会の担当者は「算出方法に納得できないのでコメントできない」とのことでした。
女子の大学進学率が3番目に低い福島県教育庁高校教育課の遠藤利晴 主幹は「男女わけての分析は難しいが、地元愛が強く、地元企業に就職したいという希望者が多いようだ。また、進学希望者では生活費や授業料を低く抑えられることから、近隣の国公立大学への進学を希望する生徒が多く、進学したくとも選択肢が限られる現状があるのではないか」と話していました。

女子の進学率全国2位 京都府の担当者は

女子の進学率全国2位 京都府の担当者は
一方で、女子の進学率が東京に次いで高い京都府の教育委員会にも理由を聞きました。
京都府教育委員会高校教育課の水口博史 総括指導主事は「京都は昔から“学生のまち”と称されるように、市内に大学が多くあり、男女限らず高校生にとって大学は身近な存在です。また、4年制の女子大学も多くあり、地元で女子学生を多く受け入れる環境が整っている」と話しています。

また、京都では大学の教授が高校に出向いて出前講座を行ったり、大学で高校生向けの公開講座を開いたりして高校と大学の連携も積極的に進めているそうで、それらの取り組みが進学率を押し上げる1つの要因になっているのではないかとも分析していました。

“讃岐男に阿波女”

“讃岐男に阿波女”
さらに私たちが注目したのが徳島県。東京以外で唯一、女子が男子の進学率を上回っている県です。
徳島県教育委員会教育創生課の川口雅代 副課長に理由を聞くと「“讃岐男に阿波女”という言葉を知ってますか?」と、いきなり逆質問されました。川口副課長によると、昔から地域に伝わる言葉だそうで、徳島の女性は気がきいて働き者だという意味が含まれているそうです。川口副課長は「徳島県は全国的に見て女性社長の率も高く、女性の社会進出が進んでいることもあり進学率が高いのでしょう」と話していました。

女子大学進学 過去10年で10P↑

地域別に見てみると、依然として男女の差が大きいことが明らかになった大学進学率。それでも、女子の進学率は、平成20年は41.3%だったのがこの春は50.1%と、この10年で10ポイント近く高くなっています。

地域別に見ても、この10年で女子の進学率が下がった都道府県はなく33の都道府県では5ポイント以上進学率が上がっています。
女子大学進学 過去10年で10P↑
UN Women(国連女性機関)日本事務所の石川雅恵 所長は「10年前に比べて女子の大学進学率が上がったことは評価しますが、男だから・女だからという固定観念など、学びたいという女性の意欲を阻害する社会的要因がいまだに日本に存在することに深く懸念を感じています。世界から貧困や格差などをなくそうと国連が定めた『持続可能な開発目標』=『SDGs』では、『2030年までに、すべての人々が男女の区別なく、安価で質の高い技術教育、職業教育、および大学を含む高等教育への平等なアクセスを得られるようにする』と具体的なターゲットを定めています。その実現のためには女性の進学を阻む社会的要因を取り除くとともに、彼女たちが学んだことを生かして能力を発揮できる環境作りにも取り組まなくてはならない」と話していました。
UN Women 日本事務所 石川所長

誰もが公平でチャレンジできる社会

女子の進学について、男女の意識の差が根強く存在するだけでなく、つい先日は、東京医科大学が一般入試で女子などの点数を一律に減らしていたことが明らかになりました。

大学進学が決してすべてではありませんが、誰でも公平に、学びたいという思いをじゃまされずにチャレンジできるようになってほしい、そう感じました。」


大学の数だろうな。
県の進学。

女子も、どこで、生まれるがで、変わる。
大学の数だろうな。
本当は。

生活水準。

今に、スマホの大学が、普及すると、変わるかもしれない。
インターネットで、大学と、場所は、空間の中で、いい時代がくると、
進学も変わる。




by 2nnn2 | 2018-08-19 04:02 | 四事の瓦版

暇な時の言葉


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