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四事の瓦版

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名言、珍言。

「旅から苦難が消えてしまったといっしょに、
旅情の宝石もまた消えてしまったのである。」
                              

 井上 靖


難儀しながら旅をしていた時代には、
いやおうなしに途中の風物を味わうことになり、
目的地にやっとたどりついたという感慨を覚えた。

そうした旅情は人生において貴重な経験をなすものであるが、
交通機関の発達などでそれが失われてしまったというのである。
(『わが一期一会』より)

(1907~1991 昭和・平成時代の小説家)


勝手な解釈
旅は、必要かもしれない。
失うも、得るも、すへては、自分の試みで、変化するのは、
旅である。
難しいのは、安全な旅は、ない。

アニメ・漫画のワンピースではないが、新世界に行くのか、
わくわく、することが、楽しみかもしれない。


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名言、珍言。

「個人あって経験あるのではなく、
経験あって個人あるのである。」
                              

西田幾多郎


この言葉の出ている西田幾多郎の主著、『善の研究』の根本概念は
「純粋経験」であり、それは数学の公式のように普遍的、
客観的なものである。

個人の経験は限定されたものであり、
それから絶対的な真理が見いだせるものではない。

個人の経験より純粋経験を重視する考え方なのである。

(1870~1945 明治~昭和時代の哲学者)


勝手な解釈
組織ではなく、経験は、自分。
どんなに、成功した企業ても、才能は、個人の判断と、経営。
すべては、個人の思考と、経験が、影響する。
経験は、大切だが、過ちも、早く解る経験だと、
犯罪者には、ならないことかもしれない。
悪魔の組織にならないのは、失敗して、解ることかもしれない。
by 2nnn2 | 2013-07-08 04:18 | 名言、珍言

暇な時の言葉


by 2nnn2