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四事の瓦版

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遅い判断に見える。早いのではなく。

新聞の経過の記事は、面白い。

疑問なのは、決断の遅さと、調査の酷さが問題。

場所中にどうして、できなかったのか。
蟄居することをしなかったのか。
場所の取り組みと、優勝までさせて、何か、処分なのか。
遅い処分は、問題に見える。

今頃、素早い処分とは。




「モンゴルから来日し、一時代を築いた元横綱・朝青龍(29)が4日、土俵を去った。
日本相撲協会の調査委員会が暴行問題の全容解明に取り組んだが、真相は闇に包まれたまま。そんな中、急転直下で現役引退を決断した理由は何か。異例の展開をみせた元横綱の引き際を検証した。

 東京・両国国技館で相撲協会の理事会が開催された4日。朝青龍が会見する直前の午後3時40分、武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)がまず記者会見した。
だが、「質問は一切受け付けません」と条件が付き、騒動を謝っただけで約2分間で切り上げた。
朝青龍に事実上「引退勧告」を突き付けた理事会の内容は秘密にされ、かん口令が敷かれた。

 武蔵川理事長は理事会に決意を持って臨んでいた。理事選挙を経て2期目の続投が決まった1日、
ある親方は理事長が「(朝青龍は)引退させるのが一番」と腹を固めた様子で話したのを聞いた。

 4日は、厳罰を迫るとみられた横綱審議委員会の臨時会合が午後3時から予定されていた。
文部科学省もこの日を区切りに報告を求めていた。
力士暴行死事件などが起きた北の湖前理事長時代は迅速な対応ができず、
危機管理の甘さに批判が集中した。
この時の教訓をどう生かすかは、武蔵川体制でも課題の一つだった。

 複数の出席者によると、午前11時から始まった理事会で意見は真っ二つに分かれた。
武蔵川理事長、貴乃花理事(元横綱)、二所ノ関理事(元関脇・金剛)や外部役員らが処分を求める
「厳罰派」。
北の湖前理事長や友綱理事(元関脇・魁輝)らは調査継続の「慎重派」。激論が交わされた。

 「あとは何を調査するんだ」

 「警察に話を聞いてみたい」

 「警察は教えてくれない」

 協会独自の調査に限界があることが共通認識となるにつれ、流れは処分へと傾いた。
ある外部役員は「処分をするとなると、法律上、事情を聴く必要がある」、
別の外部役員が「今日、呼びなさい」と発言。
急きょ事情聴取が決まった。

 2度の中断を挟んだ午後の会議は、
朝青龍と師匠の高砂親方(元大関・朝潮)を呼んで、
1月16日未明に知人男性に暴行があったのか聴いた。
朝青龍は「酔っぱらっていて覚えていない」と答えた。

 武蔵川理事長が高砂親方に詰問する場面もあった。
「責任を感じているのか」。高砂親方は「引退を勧めているが、
本人の踏ん切りがつかない」と説明。
一気に朝青龍本人の口から「引退」を言わせようという雰囲気になった。
理事長の描く青写真通りに進んだ。

 ◇採決後、別室で3理事が引導
 考える時間を与えるため2人を別室に待機させた。理事会では議論もほぼ出尽くし、
「引退もしくは解雇」で決を採ったところ、
7対5と半数を超えて処分が決まった。この日、唯一の採決だった。

 午後2時55分、朝青龍と同じ高砂一門の九重(元横綱・千代の富士)、
他の一門の代表として二所ノ関、暴行問題の調査委員長の友綱の3理事が別室に赴いた。
「決断しないと解雇になるぞ」と、朝青龍と高砂親方に決断を促した。
朝青龍はこの直後、引退を決意したとみられる。午後3時4分、3理事に先導され、
2人は理事会に入り、朝青龍が「ご迷惑をお掛けしました。引退します」と表明した。
その場で異論もなく、引退を受け入れることが決まった。

 弁明の機会に高砂親方は「何もありません」。理事会で、高砂親方は朝青龍に対する監督不行き届きを理由に役員待遇委員から主任へ2階級降格処分が決まり、翌5日になって発表された。」

相撲協会の問題に見える。
すべては、怠慢で、横綱の酷さと、相撲協会の酷さは、同じに見える。
一月に、謹慎させて、出場停止から始まるのが、普通である。

今頃、処分も疑問な組織。

相撲協会の組織の解体することが一番必要に思う。
事件、起こしたは、興業は、終わりが本当である。




事件のあった日の相撲協会、一門の責任者は、何もしないでいるのが、可笑しいことだ。
すぐに、休場させで、本場所が終わって、処分が普通。
理事長も、旧の理事も、一門の理事の怠慢さである。

一門の責任者は、一門の理事投票の責任者だけでなく、本当は、旧の理事すべての責任である。
事件、起こした力士、優勝させた汚点は、後世に残る怠慢である。
何か処分なのか。


高校野球だって、競輪、競馬、選手、どこの組織でも、事件を起こした日から、試合には、出られないのが、
普通。
だから、試合中、静かに、管理されている。


相撲協会は、お客さん大切にしないのが、問題かもしれない。
力士が巷で、事件を起こすと、それだけで、興業ができないことを知るべきだ。
事件は、起こさない教育が庶民の最低の認識である。
スポーツと、暴力の違いが、相撲の世界は、知らないのかもしれない。
by 2nnn2 | 2010-02-06 07:08 | 暇つぶし批判

暇な時の言葉


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