繁盛しているのか、疑問だ、日本人は、関係ない。
泊る人は、外人だろう。
神楽坂で、泊る人は、高級料亭か、芸者の姿見たい人かもしれない。
観光には、向かないだろう。
「『ミシュランガイド東京2008』はレストランだけではなく、ホテルも格付けしている。
東京都内の名だたるホテル28軒が初のリストに載る中、
客室数わずか50室余りのプチホテルが内外のラグジュアリーホテルに互して高い評価を受けた。
花街の風情を残す神楽坂に2000年にオープンした
「アグネスホテル アンド アパートメンツ東京」は独特のプライベート感の高さで外国人の固定ファンも多い。
『ミシュランガイド東京2008』はホテルを5段階でランク分けしている。
家の形をしたマークの数が多いほど評価が高い。最高が5だ。
上位に外資系ラグジュアリーホテルの名前が並んだ。アグネスホテルの評価は「3」。
「4」を受けた帝国ホテルや京王プラザホテルなどに準じた評価を受けた格好だ。
海外のホテル会社と提携関係を持たない国内系ホテルで、
100室に満たない規模ながらランク入りを果たしたのはアグネスホテルだけだ。
神楽坂の住宅地の一角に、アグネスホテルはひっそりとたたずむ。
地上5階・地下1階建てのこぢんまりした小体(こてい)なホテルだ。
客室の構成は、最も多いダブルが36室、
ツインが8室、スーペリアが6室、スイートが5室
、最も広いロイヤルスイートが1室という計56室。
日本にスモールラグジュアリーというスタイルを持ち込んだ「ホテル西洋 銀座」の77室よりも少ない。
自ずとプライベート感は高まる。
「アパートメント」という言葉がホテル名に入っている通り、
長期滞在型のサービスアパートメント機能も持つ。長期滞在客向けの部屋には、
家庭用冷蔵庫、キッチネット設備、調理器具、食器類、洗濯乾燥機も用意されている。
都心にはなかなかない設備と、家に帰ったような落ち着きが気に入って長逗留する外国人客も多い。
「住む」感覚で暮らせる都心のホテルは珍しい。千賀徹総支配人も公式サイトのあいさつで、
「既存の大型ホテルでは味わえない“住まう”感覚をお楽しみいただけるアグネスを、
神楽坂の街と同様に、お客さまのとっておきの場所にしていただければ幸いです」と述べている。
サイトの情報公開は徹底している。すべての部屋の面積と間取り図面を公開しているのは素晴らしい。
納得して予約できるという意味ではぜひほかのホテルにも見習ってほしいところだ。
インターネット接続用のLANが全室に備わっているのも評価したい。
1人で泊まる場合、ダブルが2万2000円(消費税、10%のサービス料含む、宿泊税別)、ス
ーペリアでも3万5000円と、
『ミシュランガイド東京2008』上位の外資系ホテルに比べればかなりこなれている。
スイートでも5万円で、外資系上位よりは安い。それでいて54平方mの広さがある。
フレンチレストラン「ラ・コリンヌ」の笹嶋伸幸シェフはフランスの名店「タイユヴァン」で
ポワソニエ(魚料理担当)を務めた実力派。
隠れ家風のバー「K's バー」では毎週月~土曜にジャズの生演奏が楽しめる。
読書やおしゃべりにうってつけのティーラウンジは
自宅のリビングルームのようにリラックスできる空間だ。
最上階5階にある「ル・シエル」はプライベートダイニング・ルーム。
大河原正裕・総料理長が腕を振るう、完全予約制の個室レストランだ。
集まりの趣旨やメンバーの好みなどに合わせて、オリジナルのメニューを組んでもらえる。
個室の奥に専用キッチンがあるので、プライベートなおもてなしを存分に堪能できる。
アパートメント棟の3階にはエステサロン「Vie Retreat(ヴィー・リトリート)」がある。
パートナーへのプレゼントとして予約を入れておくのは素敵なサプライズとなるに違いない。
1月に開かれた「ART@AGNES アグネスホテル アートフェア2008」は
今やアグネスホテルの風物詩となった感がある。
約30軒の現代美術商が出展し、ホテルの部屋に現代アートを展示・販売するイベントだ。
2004年の初開催以来、美術ファンが開催を心待ちにする企画として浸透してきた。
客室のベッドに作品を載せたり、彫刻をインテリアのように並べたり、
ホテルならではの動きのある展示スタイルも話題を集めた。
神楽坂はかつての花柳界の風情を今に受け継ぐ。
石畳や板塀などの残る路地をそぞろ歩くのは、この地ならではの粋な愉しみ。
そして、宿に戻れば、欧風のプライベート空間。このかけ離れた往還はどうも癖になりそうだ。」
日本で、一番変化していく町、知らないと、日本に来た今がない。
神楽坂で、泊る人は、知らない人だろう。
秋葉原に凄い高級なホテルでも、出来たら、外人は、泊るだろう。
新宿、銀座、交通ベンのいい品川のがいい。
知らない人は、神楽坂に行くのだろう。
日本人は、関係ないホテルは、誰も興味がないものだ。
安い、ホテルが、繁盛するのだと思うが。
神楽坂、浅草は。