人気ブログランキング | 話題のタグを見る

四事の瓦版

nnn2.exblog.jp
ブログトップ

沿線、金持ちの多い私鉄沿線か。

私鉄沿線は、富のある人が多い線もあるのか。
私鉄で、水準が、わかるのかもしれない。



「もっとも稼いでいるのは江ノ島電鉄線(神奈川)の沿線住民で、一番貯め込んでいるのは京王井の頭線(東京)の沿線住民-。シンクタンクの野村総合研究所がこんな推計結果をまとめた。特に驚くのは、井の頭線の沿線住民が1世帯あたり4576万円の金融資産を持っているとみられること。あるところにはあるようだ。

 野村総研では、富裕層の動向などを探るため、3大都市圏(首都圏、中京圏、近畿圏)の私鉄沿線別の所得・金融資産の推計調査を実施。今回で2回目となる。

 1世帯あたりの年間総所得では江ノ島電鉄線が8000万円でトップ。兵庫県の阪急甲陽線(789万円)、井の頭線(772万円)が続く。

 江ノ島電鉄線は大仏などで知られる古都・鎌倉市を走る。甲陽線は西宮市の甲陽園、井の頭線は東京都杉並区の浜田山や久我山といった高級住宅街が沿線にある。

 調査を担当した野村総研経営ITコンサルティング部の伊藤慶史副主任コンサルタントは、この3路線について次のように解説する。

 「高級住宅街がある路線でも、路線の距離が長くなると、その間に学生街があったり、若いサラリーマン、OL世帯が多く含まれていたりすることから、所得が高くならないこともある。江ノ電などの3路線は短い路線距離のなかに高級住宅街があるため、所得も高くなりがちです」

 井の頭線は、明大前や下北沢など若者エリアを沿線に抱えているにもかかわらず、堂々の3位にランクインしてくるのだから、「潜在的な実力はかなり高い」(伊藤氏)といえる。

 目を見張るのは、上位10路線のうち東急電鉄が4路線もランクインしていること。東急沿線には所得水準の高い世代が比較的多い。さらに、女性の人気スポットで高級感が漂う自由が丘や二子玉川などがあって、周辺の不動産相場を押し上げていることから、高所得者でなくては居住できないためとみられる。

 1世帯あたりの金融資産額でも同じ傾向がみられ、上位10路線のうち実に7路線が東急電鉄となっている。東急沿線は金持ちの町ともいえる。

 ただ、意外といったら失礼になるが、こうした路線にまじって東京と茨城を結ぶつくばエクスプレスや、路面電車の都電荒川線もランクイン。先の伊藤氏は「下町エリアは代々の土地や家を引き継いだ人が多い。住宅ローンなどに追われることも少なく、その分、金融資産を形成しやすいためだろう」とみている。

 最後は、うれしくないランキング。2007年末から08年末にかけて、沿線住民が金融資産を大きく減らした路線のランキングで、トップは大阪の近鉄長野線で、兵庫の神戸電鉄粟生線、奈良の近鉄田原本線が続く。埼玉の秩父鉄道なども含まれているが、近畿圏、中京圏の路線が目立つ。

 「これらの沿線は都市部よりも高齢者や年金生活者の比率が高い。08年秋のリーマン・ショック以降の株安の影響を受けたのではないか」(伊藤氏)という。

 伊藤氏に実際に住むとしたら、所得と金融資産のランキングのどちらを参考にしたらいいのかを聞いたところ、こんな答えが返ってきた。

 「やはり所得ランキングを意識した方がいいですね。所得水準が同じということは生活水準も同等ということで、結果的に住みやすいエリアになりますから」

 逆に、所得や金融資産の水準が低い路線も知りたいところだが、こちらは「秘密」だそうだ。

 今回の調査は私鉄沿線の限定版。地下鉄やJRの路線は含まれていないが、東京・山手線の内側エリアなどは私鉄沿線のランキングの上位に相当するそうだ。」


住まいは、私鉄沿線が一番、評価されるのかもしれない。
by 2nnn2 | 2010-04-01 05:21 | 暇つぶし批判

暇な時の言葉


by 2nnn2