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四事の瓦版

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語られる、語るのが、物語になる。映画になる

本当の話が、物語、映画になったのか。
長生きしてたことは、供養していた感覚なのかもしれない。

ビルマという国は、不運な国なのかもしれない。
争いは、今もある国なのだろう。

ビルマという国名になる日は、あるのだろうか。



「小説「ビルマの竪琴」の主人公、水島上等兵のモデルになったとされる
僧侶、中村一雄(なかむら・かずお)さんが17日、老衰で死去した。
92歳だった。告別式は26日午前9時30分から群馬県昭和村川額1171の自宅、
雲昌寺で。喪主は長男真一(しんいち)さん。

 同県松井田町(現安中市)生まれ。
13歳で仏門に入り、1938年に召集された。
フィリピン、タイなどを経てインパール作戦に参加し、
終戦をミャンマー(ビルマ)で迎えた。
戦後は、英国軍の捕虜として収容所生活を送った。

 中村さんの所属していた隊の約20人の同僚の中に、
東京のオーケストラの楽団員がいたことから発足したコーラス隊の一員に。
「埴生(はにゅう)の宿」などを合唱して捕虜たちの心を慰めるとともに、
死者の供養も行った。

 小説を書いた竹山道雄さんの教え子が同じ隊に所属していた縁で、
中村さんとコーラス隊のことを竹山さんに伝えたことから、
同小説の主人公のモデルになったとされる。

 46年に復員し、翌年、雲昌寺の住職に。自らの体験をもとに出版した
「ビルマの耳飾り」で講談社児童文学新人賞を受賞。
98年には日本とミャンマー双方の戦時中の死者を供養するためミャンマーに
慰霊塔を建立したほか、現地に小学校を寄贈した。」



人から聞いた話が物語と、映画になり、人の心をうつ。
人は、生きているだけで、語ると、それが、人の心をうつ話ができる。
物語は、作られるのではなく、語られるのが、本当なのかもしれない。
人から語られ、考えさせられる。

ご冥福を祈ります。
by 2nnn2 | 2008-12-20 07:15 | 暇つぶし批判

暇な時の言葉


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